
作品情報
- 作者:小椋あん
- レーベル:COMIC ROOM
戦うヒロインが好きな人に刺さる作品
この作品の主人公・アンナは、いわゆる「守られ系ヒロイン」ではありません。
父親譲りの頭の良さと剣術の腕を持ち、男社会・貴族社会の常識の中でも一切引かない。 それでいて女の子らしい一面もちゃんとある。
正直、私はこういう戦うヒロインが大好物です。
主人公ヒロイン:アンナ=ハルミッヒ
絶世の淑女として有名なハルミッヒ家の娘。……ですが中身はかなり男前。
剣術を学び、父の仇を討とうとするなど、この世界観では完全に「規格外」。
本来は別の未来を歩むはずでしたが、長年敵対関係にある隣国の王太子に 半ば強制的な形で嫁ぐことになります。
一言で言うなら 「おもしれー女」。
相手役:ケネス・アルビオン
アンナが嫁ぐことになる敵国の王太子。最初は完全に利用目的。
ですがアンナの人となりに触れるうち、だんだん本気で惚れていきます。
裏で密かに動いている目的もあり、ただのイケメン枠では終わりません。
殴られて鼻血出しててもイケメンなのは反則。
物語を支えるキャラクターたち(簡潔に)
レイヴン
ハルミッヒ家の執事。アンナに剣術を教えた人物で、嫁入り後も彼女に付き従います。
クレア=アステル
淑女学校で出会ったアンナ初の友達。いじめられているが、ダンスの才能は本物。 彼女にも学園に通う“理由”があります。
イーリス=エクリプス
ケネス王子の婚約者。政略結婚ながら、本人は本気で王子を想っている。 複雑な家庭環境と、怖すぎる父親が印象的。
あらすじ
- 隣国勢力の侵攻で父が死亡、兄は人質に
- 人質解放の条件は「ハルミッヒ家の娘」
- 姉は婚約済み、妹は幼い
- 消去法と厄介者扱いでアンナが選ばれる
アンナは従うものの、嫁ぐつもりなど最初からありません。
相手の懐に入り、父の仇を討つ。そう決意した瞬間、立ちはだかるのが 敵国の王太子・ケネスでした。
この作品の好きなところ
女性は「いい家に嫁ぎ、男に媚びる」それが常識の世界。
その中でアンナは、家族からも目の上のたんこぶ扱い。
父・母・兄・姉・妹、それぞれが国や私欲のために動く中、 アンナ自身も「人の上に立つ器」を持っています。
彼女がどう選び、どう戦うのか。そこが本当に楽しみ。
おまけ:絵柄の話
正直、絵柄もかなり安定していて綺麗。
イケメン・可愛い・美人はもちろん、おじさんがちゃんと「おじさん」。 ここ、地味だけど大事なポイントです。
まとめ
戦うヒロインが好きな方には、かなり刺さる作品です。
「守られない」「媚びない」生き方を選びながらも、 女性らしさや人としての魅力を失わない主人公・アンナ。
王太子との関係性、家族や周囲の思惑、 その中で彼女がどんな選択をしていくのか。 先の展開が気になって、つい読み進めてしまいます。
強くてかっこいいヒロインが好きな人には、 自信を持っておすすめできる一作です。
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